低域再生における絶対的な新基準。W371Aの導入によって、粗悪な部屋鳴りに影響される低域再生の問題から解放される時がきました。
W371A SAM™ ウーファー・システム
SAM™ システム
最適化されたアンプ
音圧レベル
120 dB
周波数特性
23 Hz - 500 Hz (-6 dB)
寸法
H 1108 x W 400 x D 400 mm (インチで見る)
フロア・スタンディングの「フルレンジ」
W371Aは、8341A、8351B、および 8361Aをシームレスに補完。比類のないニュートラルな音質と指向性、最高水準の室内音響効果のコントロールを可能とするフルレンジ・モニタリング・ソリューションを実現します。メイン・システムとしての利点をすべて持ちながら、コントロール・ ルーム内の最適な位置に自由に設置できます。さらにはイメージを変えることなく、ニアフィールド・モニターとメイン・モニターを切り替えるオプションも用意されています。
フラットかつスムースなレスポンス
W371Aは、システムのパフォーマンスを部屋に合わせて慎重に調整し、フラットでスムースな室内レスポンスとより干渉を抑えた低域のイメージングを提供します。 3つの異なる動作モードの選択では、それぞれ「音の谷間」が生じるのを防ぐフラットでニュートラルなLFレスポンス・モード、最低LF周波数までメイン・モニターの指向性を連続させるモード、壁/天井/床による反響の影響を低減させるモードを選択することができます。さらにW371Aは、GLMソフトウェアとの連携により、モニター位置とリスニング位置の双方を考慮。最適な低域放射モードになるように信号処理を選択し、最適化します。
Genelec
W371A SAM™ ウーファー・システム ダーク・グレー
W371A SAM™ ウーファー・システム ブラック
W371A SAM™ ウーファー・システム ホワイト
1 x W371A モニター
1 x 電源ケーブル(1.8 m)
1 x RJ45ケーブル(5 m)
1 x オペレーティングマニュアル
1 x The Ones パンフレット
8x ケーブル・マネージメント・クリップ + 16 x 固定用ネジ
W371A SAM™ ウーファー・システム
受賞歴
W371A アダプティブ・ウーファー・システムが、2021 NAMM TEC Awardsの「Studio Monitor」部門を受賞しました。
技術仕様
音圧レベル
120 dB
アンプ出力
2 X 400 W 低域 (クラスD)
周波数特性
23 Hz - 500 Hz ("-6 dB")
周波数特性の精度
± 3 dB
重量
61 kg / 134.5 lb
接続端子
1 x XLR アナログ入力
1 x XLR アナログ 出力
1 x XLR AES/EBU 入力
1 x XLR AES/EBU 出力
2 x RJ45 コントロール
W371A SAM™ ウーファー・システム
技術仕様
システム仕様
周波数特性
(± 3 dB)
低域カットオフ -6dB
23 Hz
高域カットオフ -6dB
500 Hz
音圧レベル
最大音圧レベル ピンクノイズ、1m (ドライバー保護回路による制限あり)
≥123 dB
瞬間最大音圧レベル 軸上、半空間、1m、100 Hz ~ 500 Hz
≥120 dB
残留ノイズ
残留ノイズ 軸上1m(A特性)
≤15 dB
重量
重量61 kg (134.5 lb)
寸法
高さ
1108 mm
幅
400 mm
奥行き
400 mm
エンクロージャ
エンクロージャ素材
MDF
ドライバー
ドライバー・タイプ
コーン
直径
356 mm
ドライバー・タイプ
コーン
直径
305 mm
指向性
高調波歪み
アンプ部
アンプ
2 x 400 W クラスD
メイン電圧
100-240 VAC 50/60Hz
消費電力
ISS稼働時
≤2 W
アイドル時
≤40 W
最大出力時
600 W
信号処理部
接続端子
入力 アナログ入力(XLRメス、バランス、10 kΩ)
出力
入力 デジタル入力(XLRメス、110 Ω)
出力 デジタル出力 / スルー (XLRオス、110 Ω)
2 x コントロール
詳細な技術仕様はオペレーティングマニュアルをご覧ください。
主要な技術 ※アイコンのクリックで詳細を表示
SAM™ システム
最適化されたアンプ
保護回路
ISS™ テクノロジー
アクティブ・クロスオーバー
LIP™テクノロジー
レフポート・デザイン
ルーム・レスポンス補正
ネットワークされたSAM™ (Smart Active Monitor)システムは設置環境に自動キャリブレーションを提供
ここ10年の間にメディア・コンテンツ制作が世界的に急増し、その結果、増大した仕事量を扱うネットワーク機能に大幅な変化が現れました。そして今、これまで以上に多くのオーディオ制作がよりタイトで制約の多い作業環境で行われるようになっています。これにより、音響上の問題は増加し、モニタリングの信頼性は低下しています。同時に、プロのオーディオ・エンジニアは、音をニュートラルかつ歪みなしに再現できる、信頼性に優れた高精度のモニタリング・システムに絶対的な信頼を持たざるを得ません。
1200、8000、7000シリーズ製品の電子音響における確固たる基盤に基づき構築された先進のGenelec SAMシステムは、柔軟かつ最新鋭のモニタリング・ソリューションです。音響環境に自動適応し、レベル、ディレイ、室内音響を補正できるため、オーディオのプロにとって不可欠なツールとなっています。SAM™システムは、Genelec独自のGLM™(GENELEC Loudspeaker Manager)ネットワークおよびソフトウェアからコントロール可能で、柔軟性と信頼性に優れたモニタリング・システムを構築できます。
GLMソフトウェアは、ネットワーク上のSAMスタジオ・モニター/サブウーファー(80台以上)への接続を管理する、直感的でパワフルなモニター・コントロール・ネットワーキング・システムです。GLMソフトウェアは、信頼性に優れた最新鋭のAutoCal™ 自動キャリブレーション・システムによる、レベル、距離による遅延、柔軟なルーム・レスポンス補正イコライゼーションの調整機能を搭載しています。全パラメーターと設定は、システム設定ファイル内に保存したり、GLMネットワークの接続を解除する必要がある場合は各モニター/サブウーファー内に保存したりできます。
また、SAMシステムの音響機能はすべて、さまざまな作業スタイルやクライアントの要望に合わせて最適化できます。加えて、モニターや制作プロジェクトを部屋間で移動させる場合にも、SAMテクノロジーはモニタリングで最高レベルの一貫性を実現し、ニュートラルな音場イメージングと低歪を提供します。
GenelecのSAMシステムは、総合的かつソリューション指向でありインテリジェントにネットワーク化された製品を提供しており、あらゆる作業環境のアナログおよびデジタル信号に対応します。
各トランデューサーはそれぞれ独自の最適化されたアンプにより駆動されます。
電子音響クロスオーバーは、オーディオ信号を複数の周波数帯域に分割し、それぞれを独自のパワー・アンプに供給し、そこから特定の周波数帯域に最適化された専用のトランスデューサーに接続できるようにします。
典型的な2ウェイ・スピーカー・システムでは、アクティブ・クロスオーバーにはウーファーに1つ、ツイーターに1つの計2基のパワー・アンプが必要です。パワー・アンプはアクティブ・スピーカーのドライバーに直接接続されているため、パワー・アンプの負荷はシンプルかつ既知のものとなります。ドライバー専用の各パワー・アンプは、限られた周波数範囲のみ増幅すればよいため(パワー・アンプはアクティブ・クロスオーバーの後に置かれます)、設計も簡単です。
アクティブ・デザインにはいくつもの利点があります。
- パワー・アンプはスピーカーのドライバーに直接接続され、ドライバーのボイスコイル上のパワー・アンプのダンピングにより行われる制御を最大化し、ドライバーの電子的特性の動的変化を低減します。これにより、システムのトランジェント応答が向上します。
- パワー・アンプの出力要件を低減できます。パッシブ・クロスオーバー・フィルターのコンポーネント内でエネルギーが失われることがないため、スピーカー・システムの音響出力を下げることなく、アンプのパワー出力要件を大幅に(ケースにもよるが最大で半分まで)低減することができます。これにより、コストを下げつつ、音質とシステムの信頼性を高めることができます。
- アンプとドライバー・ユニットの間での損失がないため、最大限の音響効率を得ることができます。
- アクティブ・テクノロジーは、サウンド出力、サイズ、低周波数カットオフ性能の間で優れたバランスを実現します。
- すべてのスピーカーは調整済みシステムとして出荷されます(アンプ、クロスオーバー電子回路、エンクロージャ/ドライバー・システム)。
洗練されたドライブ・ユニット保護回路が安全な動作を提供
重大なオーディオ制作環境での作業では、モニタリング・システムがいつでも頼りになり確実に動作し続けるものであることが重要です。放送業界でGenelecがすばらしい成功を収めた大きな理由のひとつは、Genelec製品が持つ信頼性であり、その信頼性を支える重要な要素となっているのが、1978年から全製品に組み込まれている保護回路です。
保護回路は、信号レベルを検出することでドライバーの不具合を防ぎ、突発的なピークや高すぎるレベルが続く場合、自動的に信号レベルを下げます。もちろん、スピーカーの仕様範囲での作業時にこの機能が音質に影響を与えることは一切なく、不適切な入力信号によりスピーカーが破壊されてしまうことを防止するだけの機能です。
保護回路の機能と利点:
- 必要な場合(ドライバーのボイスコイルの温度が安全限界に達した場合など)に出力レベルを下げます。これにより、システムの信頼性が大幅に向上します。
- スピーカーとサブウーファー内に適切な保護回路設計を行うことにより、システムの出力レベルを最大限に高めることができます。
ISS™ (Intelligent Signal Sensing)テクノロジーはスタンバイ・モードでの電力消費を低減します。
2013年初頭に導入されたGenelecのISS(Intelligent Signal Sensing)テクノロジーは、EUのErP指令とGenelec独自のサステナビリティ・ポリシーに基づいて開発されています。
ISS™ 回路は、スピーカーの信号入力を監視し、スピーカーが使用中かどうかを検出します。ISS回路により一定時間にわたって入力にオーディオが検出されない場合、ISS回路はスピーカーをスリープ状態に切り替えます。この場合、スピーカーの電力消費は0.5ワット未満になります。入力信号が検出されると、スピーカーの電源がすぐさまオンになります。基本的に、スピーカー・システムは作業が中断されるとすぐに節電状態に入ります。
また、各製品の背面には他のルーム・レスポンス・コントロールと並んで「ISS Disable」スイッチがあります。まず、スピーカーの電源スイッチが「ON」の場合、スピーカーのISS™ オートスタート機能(低消費電力のスリープ状態のオン/オフ)が有効になります。
ISS™ 機能が不要な場合、背面パネルの「ISS Disable」スイッチを「ON」位置に設定することで無効に切り替えることができます。この場合、モニターの電源のオン/オフはは電源スイッチでのみ切り替えることができます。
電源スイッチはモニターの電源を完全にオフにしてしまいますのでご注意ください。
信号レベルが低い場合に動作するアクティブ・クロスオーバー
電子音響クロスオーバーは、オーディオ信号を複数の周波数帯域に分割し、それぞれを独自のパワー・アンプに供給し、そこから特定の周波数帯域に最適化された専用のトランスデューサーに接続できるようにします。
アクティブ・クロスオーバーにはデジタルとアナログがあります。Genelecのデジタル・アクティブ・クロスオーバーには、ドライバー保護、ディレイ、イコライゼーションといった付加的な信号処理が含まれています。
Genelecのアナログ・アクティブ・クロスオーバー・フィルターには、パワー・アンプの入力に適した低い信号レベルで動作する電子部品が使用されています。これは、パワー・アンプ出力の高い信号レベルで動作し、強い電流や場合によっては高い電圧を扱わなくてはならないパッシブ・クロスオーバーとは対照的です。
典型的な2ウェイ・システムでは、アクティブ・クロスオーバーにはウーファーに1つ、ツイーターに1つの計2基のパワー・アンプが必要です。
アクティブ・クロスオーバー・デザインにはいくつもの利点があります。
- 周波数特性がドライバーの電気的特性や駆動レベルの動的変化の影響を受けなくなります。
- 使用している特定のドライバーに対して各出力周波数特性を微調整する柔軟性と精度が高まります。
- 各ドライバーには専用の信号処理およびパワー・アンプがあります。そのため、各ドライバーは他のドライバーが扱う駆動信号から切り離され、相互変調歪とオーバードライブ問題が低減されます。
- ドライバー間の感度のばらつきを補正できます。
- 意図するパスバンド内のドライバー特性に関連した周波数および位相レスポンスの逸脱を補正できます。
- 高品質アクティブ・スピーカーのフラットな周波数レスポンスは、クロスオーバー・フィルターのレスポンス、パワー・アンプのレスポンス、スピーカー・エンクロージャ内のドライバーのレスポンスとを組み合わせた結果です。
アクティブ・アプローチを採用することで、さまざまに異なる室内環境に配置されたスピーカー・システム全体の周波数レスポンス調整と最適化を、高価な外部イコライザーを使用することなく実施できるようになります。結果として、よりシンプルで効率と信頼性に優れた一貫性のある正確なアクティブ・スピーカー・システムとなります。
LIP™ (Laminar Integrated Port)テクノロジーは正確な低域の再現を可能にします。
Genelecが開放式(バスレフ)エンクロージャを選択したのは、1978年に発表されたGenelec初のアクティブ・モニターS30にまでさかのぼります。レフポートの性能と効率を向上させるための研究はそれ以来継続されています。
一般的なレフポートのエンクロージャにはチューブと開口部があります。チューブ内での乱流を防ぐには、気流が鋭角にないようにする必要があります。乱流によって雑音、圧縮、歪、総放射エネルギーの損失が生じるからです。気流の速度を最小限にするには、チューブとその断面積が大きくなくてはなりませんが、しばしばエンクロージャの外形寸法が制約となります。利用可能な容積内に長いチューブを収めきれなくなるからです。
Mシリーズには、このような特定の問題に対処するため、エンクロージャの奥行きの半分にわたって伸びる開口部を持つ2本の開放チューブが備えられています。特許申請中のLIP™ (Laminar Integral Port:層流一体化ポート)は、超高オーディオ出力レベルであっても歪が低く、高能率を実現するよう、コンピューターに基づく有限要素モデルを使用して流量を最適化します。
レフポートは成型時にNCEエンクロージャに統合されるため、別途追加部品を必要としません。断面図(左)は、このポートの効率に優れたフロー特性を示しています。Mシリーズは縦置きを基本としており、壁寄せでモニターを簡単に配置できるよう、Mシリーズのポート開口部はモニター下の空間に下向きにあります。
斬新なこのLIP™ バスレフ・システムは、正確な低域の周波数特性を提供し、音響特性を忠実に再現できます。
先進のレフポート・デザインで低域の周波数特性を拡張
Genelecが開放式(バスレフ)エンクロージャを選択したのは、1978年に発表されたGenelec初の製品S30にまでさかのぼります。ポートの性能は、卓越した低域のアーティキュレーションと精細度を提供し、ウーファーの低周波の伸びと音圧レベルのキャパシティを高める目的で、時間をかけて向上、洗練されてきました。
レフレックス・エンクロージャの放射には、ドライバーと開口部の両方が関係します。放射のほとんどはドライバーに由来するものですが、開口式エンクロージャの共鳴周波数では、ドライバー変位の振幅が小さく、放射の大半は開口部に由来します。
チューブ内の空気の速度を最小限に抑えるには、開口部の断面積が大きくなくてはなりません。これはつまり、開口チューブを長くする必要があることを意味し、設計上の大きな難点となります。
長くて曲がったチューブでは、気流が増え、重低音をストレスなく再生できます。レフレックス・チューブの終端はエンクロージャ背面に大きく広がる開口部で、ポート・ノイズを最小限に抑え、優れた低域のアーティキュレーションを提供します。
チューブの曲率も、可聴雑音、圧縮、歪が最小限に抑えられるよう入念に設計されています。チューブの内側端には、吸排気の可聴ノイズや空気の乱流を最小限に抑えるよう、抵抗を高めるための相応の処理を行っています。
適切なレフポート・デザインにより、ウーファーの変位を大幅に低減することも可能で、リニアな低域出力のキャパシティを向上させます。
正確なルーム・レスポンス補正で、室内のパフォーマンスを最適化
室内音響とスピーカーからの放射との間の相互作用は複雑です。たとえば、反響する部屋に対して吸音処理された部屋、または壁際への配置に対して壁から離れたスタンド上への配置といったように、部屋によってモニターのレスポンスは異なります。
Genelecのスピーカー・システムは、すべて室内の影響を補正してリスニング・ポジションでフラットな周波数特性が得られるようルーム・レスポンス調整が可能になっています。
アナログ・システム
Genelecのアナログ・スピーカー・システムは多様なルーム・レスポンス・コントロールを提供します。それには次のようなものがあります(モデルにより異なります)。
- ベース・ロールオフとベース・チルト
- トレブル・チルトとトレブル・ロールオフ
- ベース・レベル
- ミッドレンジ・レベル
- トレブル・レベル
- デスクトップ・コントロール
低域では、主要なコントロールが2つあります。シェルビング・フィルターとして機能するベース・チルト・コントロールと、さまざまな設置環境でシステムの低域と重低域のレスポンスを最適化できるベース・ロールオフ・コントロールです。大型のシステムでは、ベース、ミッドレンジ、トレブルの各レベル・コントロールが用意されています。これらのコントロールにより、さまざまなパス・バンド間の相対バランスを最適化できます。
各スピーカーの操作マニュアルとデータシートには、各種設置環境に対するルーム・レスポンス・コントロールの推奨設定のリストが記載されています。これらは長年にわたる実践からの経験とさまざまな音響環境の計測により導き出されたものです。
SAM™ (Smart Active Monitor)システム
GenelecのSAMシステムは、総合的かつソリューション指向でありインテリジェントにネットワーク化された製品群を提供しており、すべてにGLM™ (Genelec Loudspeaker Manager)ソフトウェアと自動キャリブレーション・システムAutoCal™ が搭載されています。
Genelec AutoCalは、GLMコントロール・ネットワーク上の全モニターの測定、分析、調整を完全自動で行う業界初の統合プロセスを提供します。このシステムは、リスニング・エリア内のレスポンスを測定し、それに基づく補正を低域から中低域に適用して、室内音響の影響やさまざまなリスニング・ポジション間の差を最小限に抑えます。AutoCalは、相対レベル、距離による遅延、ネットワーク上の全サブウーファーのクロスオーバーの適正化(AutoPhase)などを調整します。
Acoustic Response Editorは、各モニターについて測定したレスポンス、フィルター補正、システム・レスポンスの正確なグラフィカル表示と音響設定の手動コントロールを提供します。
資料
FAQ
W371はサブウーファーを必要としていません。なぜなら、W371自体が非常に高性能な低域ソースであり、サブウーファーを使用するよりも多くの点で優れているためです。特定のイマーシブ・インストールでは、LEFチャンネルの出力方法として、サブウーファーを使用することができます。その場合、サブウーファーのキャリブレーションは、一次システムのキャリブレーションの後の第2段階としてGLMを使用して行います。
ベース・マンネジメントとは、低域をサブウーファーに、高域をスピーカーに振り分けることで、一般的なクロスオーバー周波数は50〜100Hzの範囲となります。W371をモニターとして使用したスピーカー・システムはフルレンジ・システムなので、ベース・マネジメントは行うべきではありません。モニター付きW371の出力品質は、サブウーファーや低域用のベース・マネジメントを使用するよりも音響的に優れています。このため、W371ではサブウーファーによるベース・マネジメントを行うことができません。
モニター・スピーカーのセットアップ
導入事例
Roxy Hotel - Smart IPで音楽をクールに楽しむ
「“クオリティ"という概念を伝えたい時、Genelecは最良の選択」― マンハッタンの4つ星ホテルがSmart IPを選んだ理由とは?
BRIAN ENO AMBIENT KYOTO - Genelecが空間をよりクリエイティブにする
Genelec が空間をよりクリエイティブにする。世界的な展覧会でGenelecが選ばれる理由とは?