Genelec「The Ones」がモッテン・リンドベルグのイマーシブ・スタジオをさらに強化
株式会社ジェネレックジャパン(代表取締役:村井幹司、本社:東京都港区)は、フィンランドのスピーカー・ブランド、Genelecのシステムが、グラミー賞を受賞したサウンド・エンジニアであり音楽プロデューサーであるモッテン・リンドベルグ氏のイマーシブ・スタジオへ導入されたことを発表します。
1992年に自身の制作会社、Lindberg Lydを拠点としてレコーディングのキャリアを開始したリンドベルグ氏は、ノルウェー内外の作曲家やパフォーマー達を起用した高音質のレコーディングに特化したレーベル「2L」を設立。この度、さらにその音質の水準を高めるべく、Genelecのスマート・アクティブモニターとウーファー・システムを用いた7.1.4環境を構築しました。
新たにアップグレードされたリンドベルグのポストプロダクション・スタジオは、イマーシブ・オーディオの編集、ミックス、マスタリング用として設計されました。Dolby AtmosとAuro-3Dの両方に対応したモニタリング・システムは、The Onesシリーズで構成。まずはベース・レイヤーに設置された7つの同軸3ウェイ・モニター8351とそれぞれに加えられたアダプティブ・ウーファー・システムのW371。ハイト用には軽くてコンパクトな8341を4本用意。LFEにはサブウーファー7380に加え、120Hz以上の周波数帯域を確認する用途で、2ウェイ・ニアフィールド・モニター8320を7380の天辺付近に配置。これは流通前の最終段階となるマスタリングにおいて、LFEチャンネルの内容の確認を行うためのチェックポイントとして機能します。
リンドベルグ氏は、「The Onesの同軸設計は、素晴らしいイメージングが得られることを実感しました。サラウンドだけでなくフル・サラウンドでもその実力を発揮するもので、ソースのディテイルの詳細を保持したまま空間の高さを拡張することができるのです。私たちが使用するすべてのThe Onesは、単体でも広範囲にわたるバンド幅を再生する実力がありますが、W371Aが加わることによってより意図して体感的かつ感触的な音の側面にリーチでき、音の振動に至るまでサウンドとして体感することを可能としたのです」と語ります。
また、リンドベルグ氏は、GLM(Genelec Loudspeaker Manager)を利用して、モニタリング・システムの接続管理/キャリブレート/コントロールを行なっています。「GLMの最も優れている点として、ネットワークに接続するスピーカーの数やその設置、設定の状況に応じて臨機応変に対応できるということがあります。加えてGLMはモニター・コントローラーとしても機能し、全てのスピーカーにアクセス可能です」とその魅力についてコメントしています。
なお、導入にあたってのリンドベルグ氏のコメントについては、こちらの記事および動画をご覧ください。
■Genelecについて
Genelecのミッションはサウンドをできるだけ忠実に再現することで、お客様の夢を叶える手助けをすることです。Genelecは1978年以来、高品質のスタジオ・モニターおよびアクティブ・スピーカーを開発し続けております。他の追随を許さないGenelecの研究開発への取り組みは、数々の業界初となる製品を生み出し、アクティブ・モニターで業界を牽引する存在として活躍しています。株式会社ジェネレックジャパンは、日本のお客様に対するサービスとサポートをさらに強化し、Genelecブランドおよび革新的技術を皆様にご紹介しています。
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